信用金庫のカードローンは他とどう違う、どんな特徴があるのか

信用金庫のカードローンは他とどう違う、どんな特徴があるのか

私は関西の食品メーカーに勤務するサラリーマンですが、家で小火が発生し家財などの購入でまとまったお金が必要です。できればカードローンを組んで借入れしたいと考えているのですが、できれば馴染のある信用金庫で契約できないかと思っています。

信用金庫のカードローンをよく知らないのですが他の金融会社のものとどう違うのでしょうか。また、信用金庫ならではの特徴のようなものはあるのでしょうか。

住宅ローン利用者限定の低金利のカードローンもあります!

地域の企業や住民の多様は資金ニーズに対応した金融事業を展開する信用金庫ですが、最近では事業の拡大のためローン事業を強化するところも少なくありません。従来から力を入れてきた住宅ローンだけでなく、カードローン、フリーローンやマイカーローンなどの商品を積極的に取り揃え、地域の消費者に提供しています。その中には住宅ローン利用者限定の低金利ローンなどの特徴のある商品も見受けられます。

地域に密着した金融事業を運営する信用金庫ですが、現在カードローンなどの貸金事業にも力を入れているようです。以前から住宅ローンやオートローンなどで個人の貸金ニーズに対応していましたが、消費者金融などが大きなシェアを占めるカードローンに対して信用金庫も本格的に取り組む姿勢を見せ始めています。

具体的には、銀行系や大手消費者金融の商品に見劣りしない低金利で利便性の高い商品を用意しています。例えば、関西のある信用金庫では、貸出金利が年5.8%~14.6%で最高500万円まで融資可能なタイプを用意しています。上限金利が低く、少額の利用でも気軽に借入れでしやすい内容となっています。

また、住宅ローンの利用者限定で利用限度額が200万円~500万円のカードローンに対して、貸出金利を0.30%優遇する特典を設けています。その結果、金利は通常より0.30%低くなった5.20~8.20%で利用できるのです。

その他のサービス面でも、限度額範囲内での繰り返しの借入れ、インターネットやFAXでの簡単申し込み、窓口・ATMでの随時返済に加えて口座からの自動引き落とし、などがあり大手の金融会社と比べ見劣りしないもとなっています。また、審査の際の在籍確認でも信用金庫からの電話確認なら会社の人に不審に思われることも少なく気にすることもないでしょう。

信用金庫にはこのような魅力のあるローン商品がありますが、住宅ローンなどの債務がある場合は適切な利用をしないと毎月の返済が過大なものとなり生活の安定に大きく影響することになるかもしれません。適切な利用計画を立てるとともに管理もしっかりと行ってほしいものです。

地域密着の信用金庫が発行するカードローン

信用金庫というと地域密着の泥臭い仕事をしている金融機関というイメージを持っている人が多いようですが、最近ではそのイメージを払拭するような新しい感覚を持った理事長が信用金庫を生まれ変わらせているケースが多くなりました。

この一つの例としてカードローンの取扱があります。もともと地域密着の仕事をしており、顧客の多くは地元の人であるという信用金庫にとって、不特定多数の人が申し込みをすることが想定されるこの商品の取扱は一つの冒険です。しかし、利率をある程度高く設定できるため、新しい収益源としては無視できないことも事実なのです。

そのため、カードローンの取扱を開始した信用金庫が増加していますが、問題は申込者に対する審査です。大手金融機関のように業績が悪化した信販会社を買収し、そのノウハウを自行の審査マニュアルに生かすことができるような状態にあればいいのですが、そうでない場合貸倒リスクが増加する危険性があります。

この場合、どうしても審査が厳しくなってくるのですが、あまり厳しくすると最近のネット上の口コミサイトで悪い書き込みをされてしまい、新規顧客が集まらないというジレンマがあります。結果として、多少の貸倒リスクは覚悟の上で、審査をして行くということになってしまいます。

とはいえ、他の金融機関のようにネット上で申込ができるという利便性が高い信用金庫はまだ少なく、店頭での申込が主となります。また、カード発行自体も即日できないケースがあり、店頭で申込をしたにもかかわらず即日利用できないという信販会社や銀行では考えられないようなことも起きます。

そのため、信販会社や銀行のように顧客が伸びないことが多くなり、せっかくカードローンの取扱を開始しても中止してしまうということが少なくありません。
取扱当初は、地域の若い顧客に対して積極的にセールスをするのですが、そのうちに新規契約件数が伸び悩み、結局サービスをやめてしまうということになるのです。